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6月定例会 一般質問

6月定例会 一般質問を行いました。

 

https://smart.discussvision.net/smart/tenant/odawara/WebView/rd/speech.html?council_id=30&schedule_id=3&playlist_id=5&speaker_id=52&target_year=2020

1・「世界が憧れるまち小田原」に向け、「withコロナ」と歩むまちづくりについて

(1)企業誘致について

*日本を名だたる大企業が倒産ではなく本市外への移転が続き、財政と人口において苦境と言うべき状況が続いてまいりました。どういう取り組みで、具体的に現状よりさらに上を目指していくのか、このコロナ禍の現状からどのような企業誘致を進めるのかを問いました。

答弁→従前からKPI 重要業績評価指標では19社の誘致に注力していく所だが、さらに上乗せして交通利便性も生かしてコロナ禍でも利益を伸ばしている、医療品や衛生用品、食料品などの業種など特に注力してこれまで以上に企業誘致に努める。

考察・これまでより更に企業誘致に努めるという決意が見られました。

企業誘致が進むと、財政力が向上しますし、交流人口も増え、場合によっては勤務する従業員の流入も考えられます。即ち行政の市民サービス向上が見込める事であり、より魅力的な小田原市となってまいります。

人口誘致に合わせて全力で取り組んでいただき、世界が憧れるまち小田原に向けて大いに期待したい所であります。

 

(2)新たな働き方(テレワークやサテライトオフィスなど)について

*このコロナ禍により、一部の業種では新たな働き方が急加速しました。本市がどういった取り組みで新たな働き方を促進し、人口増加策とつなげていくのか問いました。

答弁→テレワークへの支援や、企業と公民連携しサテライトオフィスの誘致などに前向きに取り組んでいき、人口増加につなげていく。

考察・この質問は私の都内在勤でテレワークが進んだ友人達に聞き取りして作成しました。

彼らもまさしくこの新たな働き方で東京通勤が減り、家族の時間も増え、小田原の良さを改めて感じているという話です。実際、新たな働き方で首都圏の郊外地域に注目が集まっている昨今です。新幹線で35分で品川に着く小田原、森里川海がすぐ近い小田原、こうした宣伝・PRを更に増して、スピーディーに実施いただくよう要望しました。

 

(3)人口増加策について

*守屋市長が選挙でも常々掲げられた人口20万人について、どのような取り組みが考えられるのか様々な観点から質問しました。

答弁→上記(1)企業誘致や(2)新たな働き方と連動して、都心からも人口流入を誘導していくように、このコロナ禍のピンチをチャンスに転換してテレワークや住み良いまち小田原として広告宣伝をより充実させ、人口増加に努めていく。

考察・人口20万人という大変な目標ですが、明確に目指す!という意思を表明されました。質問の中でも触れましたが、企業誘致と新たな働き方についても本市が率先して取り組み、住み良いまちだとPRを進めて、駅近くの高層マンション増加・雄大な相模湾を見渡せる地域やBBQや家庭菜園が可能な広い庭付き一戸建ての建設促進など、先進的に取り組んでいただきたいと思います。

 

 

2・新型コロナウイルス感染症に面した教育について

(1)臨時休業での学習の遅れと「コロナ格差」について

*リモート授業を受けた子供と受けていない子供、家庭学習に熱心に取り組んだ子供とそうではなかった子供など、コロナ禍により子供達の学習量の差が問題となっています。今後本市がコロナ格差をどう支援していくか質問しました。

答弁→子供たち一人一人と個に向き合って、丁寧にフォローしていく

考察・現状でその格差が目に見えるものでは無い為、大きな問題としては捉えていないものの、各学校・教職員の皆様に益々のご努力が期待されるという所でした。今後もより丁寧な教育をお願いする所です。

 

(2)今後のICTの利活用について

*ICT活用は現代社会において必須となっており、このコロナ禍により教育現場への普及が急加速しました。学校やご家庭、また今後新型コロナウイルス第2波や新たな感染症、風水害などの自然災害での休校などが起きた際の利活用について問いました。

答弁→ICT端末整備を加速する。まずはR3年4月から学校でのICT教育を可能とする体制を作る。今後の学校休業などには、インターネット環境や端末が無いご家庭にルーターなどの貸与が可能とするようその整備は今年度中に実施する。

 

考察・年度内にも再度の学校休業が起きても、インターネット環境や端末が無いご家庭でも、オンラインで動画授業やICTを活用した教育が推進されると発表されました。守屋市長が選挙において掲げたICT教育の加速についても大きく進んだ所です。先進的な教育に取り組むまちづくりを期待しております。

 

 

3・新型コロナウイルス感染症対策における本市独自の追加支援策について

(1)事業者への支援策について

*国や県の支援メニューがありながら、多くの方が支援対象とならない現実が浮き彫りとなっており、新たな本市独自の支援策について問いました

答弁→この6月にも追加の補正予算を組み、今後も個人事業主必要があるものは順次進めていく。

(2)市民への支援策について

*5月臨時会で私の質疑に対する市長のご答弁に「本市独自の追加支援策を検討中であり、然るべきタイミングで実行する」とあり、その内容を問いました。

答弁→6月追加補正予算に出された給食費3ヶ月無償化や、子育て支援応援事業などこの学校休業中に子育て世帯の支援を行っていく。

(3)景気刺激策について

*売り上げが減少してしまった事業主の方、お勤め先が影響を受けて収入減となったご家庭は数多くあり、売り手と買い手相互を刺激できる方策について問いました。

答弁→子育て支援応援事業として18歳以下の子供1人につき1万円分の市内で利用可能な商品券を配布し、市内店舗で使える売り手と買い手双方を刺激する対策を実施する。

新型コロナウイルス感染症への対策について・これまでにも様々な支援策が執行されてきていますが、その支援の手が薄い方々に渡るよう補正予算が組まれました。迅速に、スピーディーに対応されている印象です。

守屋市長は全体を通して

市民の生活や暮らしを守る、命を守るという点は何よりも第一優先であり、今現在としては新型コロナウイルス感染症対策を最優先にスピード感を持って取り組む。同時に生活の質の向上を高める為に、企業誘致や人口増加進めて経済好循環を作っていく。財政を潤沢にする事で市民サービスを向上させていく。

小田原市の「自力」が高まっていく中で「世界が憧れるまち小田原」へと進む事が以降の観光や交流人口増加にも繋がる。このようなスタンスで市政運営をスタートされました。

今後の小田原市がどのように発展していくか、本当に楽しみです。